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副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)

副腎皮質機能が高まり同ホルモンが過剰となる事によって発症する。
副腎皮質ホルモン剤を長期間投与するような治療の副作用としても起こる。
過剰な副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)により抗利尿ホルモンの分泌が妨げられるため、尿の量が増え、水を大量に飲むようになり、食欲が増す。
色素沈着、背線や下腹皮膚への石灰質の沈着も見られる。
痒みを伴わない両側性脱毛から始まり、重症例では頭部、趾先だけを残してすべて脱毛する。
肝臓が腫大し、皮下脂肪が沈着し、皮膚弾力の低下のため腹部が膨れあがり、いわゆる太鼓腹状態になる。高齢犬に多く発症する。

主な症状:
脱毛、尿量の増加  など

参考ページ:
犬の専門用語事典/皮膚の構造
犬の専門用語事典/皮膚病
犬の専門用語事典/非寄生性皮膚疾患

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