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断尾(だんび)

ドック。断尾とは尾を切断し長さを調整する事で、通常生後4〜5日の間に行う。
この時期の手術では全身麻酔を必要とせず、最も苦痛を与えないとされる。断尾は断耳と同様、
1、牧羊犬が外敵との戦いの際に傷つく事を予防した。
2、 闘犬に於いて受ける傷を最小限に抑えるために行なった。3、 狩猟の最中に尾が草木に接触して音を発する事を防止した。     
などの理由により始まったとされるが、昨今では外形の美観を主な目的として行われているのが実情で、動物愛護の観点からは推奨すべき事ではない。
そもそも犬の尾は無用の飾り物ではなく、
1、 体のバランスをとり、運動時や水泳時の舵の役目を果たす。
2、 冬季、体を丸くして眠り、尾が鼻先を被って呼吸器などを保護する。
3、 犬体の中で最も表情豊かな部分で、感情表現の道具である。 
と言うように尾は犬にとって欠く事のできない大切な器官なのである。

世界的な傾向として断耳、断尾をしない習慣が広まると予測される。 

犬種例:
ドーベルマン
(Doberman Pinscher)
トイ・プードル
(Toy Poodle)
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
(English Cocker Spaniel )

スムースフォックステリア
ドーベルマンピンシャー
イングリッシュコッカースパニエル
 

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