マンソン裂頭条虫(まんそんれっとうじょうちゅう)
犬、猫、イタチなどを終宿主とする、体長1mにもなる条虫である。
症状:
犬や猫が健康である限り、一般的には無症状である。
まれに虫体が肛門から垂れ下がっているのを発見する。
寄生数が多い場合には、栄養状態不良となり、削痩がみられる。
感染経路:
マンソン裂頭条虫に感染した終宿主の糞便の中に含まれている虫卵が水中に入り、その後ケンミジンコ(第1中間宿主)に、ケンミジンコはカエル、ヘビ、鳥(第2中間宿主)に、さらにそのカエル、ヘビ、鳥を食べた犬や猫の小腸で成虫となり寄生が始まる。
マンソン裂頭条虫の感染経路
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